ベッドで寝る位置はJUNが壁側・RINAは通路側と決まっていたのですが、今回初めて交代してみようということになったら、不慣れな環境でだぁ~っとヨダレが出てしまったRINAです。
オネショじゃなくて良かった!
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そんな私達も、18回目の結婚記念日を迎えました。
(私事になります、興味のない方はスルーして下さいね。)
当初の「記念日にはお洒落をしてお食事に行く」を有言実行。
ちょうど東京にいたので、サッと調べてビビッときた完全予約制のフレンチレストランを選びました。
そのレストランはどうだったか?と聞かれたら、とっさに楽しかった!と答えてしまうかもしれません。
アトラクション的、体験型、そしてバックカントリー要素がたくさん詰まった地下都市の隠家。
テーブルには手書きのメッセージが添えられ、いきなり好感度良好。
そしてお楽しみは最初から。
これから流行ると思われますというイギリスのドリンクが注がれたのは、左右非対称な形のワイングラス。飲む方向で味が変わるのだとか。私ははだかの王様ではないので、よくわかりませんが。
手前のブラッドオレンジが注がれたグラスは、今にも転びそう。初めから斜めなんです。グラスを傾けるのが少しだけで飲めるといったメリットはありますね。
1品目は食べる食前酒的な・・・メロンをグラニテのような感覚でいただきますが、口に入れるとパチパチと弾けて踊り出すのです!正体不明ですが(スペインのなんちゃら・・)、雪に例えると、まるでアラレがバチバチ顔に当たって痛い←これが口の中で起きている。
2品目はこちら。私の大好きなソース♥
生のアジサイは食べられません。
3品目
「添えられたスコップで掘ってお召し上がりください」
なにー!スコップですってぇ。
バックカントリーでなくても、スコップが必要な時があるんですね。この皿の全ての花が食べられます。
そして4品目はシチリアの豚さんが登場します。が、その前にマイナス196度?に冷やされ
蓋を取ると、冷気が漂い・・・
「こちらのフィルムは・・・」
なんとー!豚にフィルムクラストが乗っているではありませんか!
そう、薄くてすぐに割れてしまうフィルムクラストと、まさか東京で会えるとは夢にも思わなかった。
※2019鳥海山のフィルムクラストはこちら↓
まだメインディッシュに突入する前に、ノックダウン。メロメロ(笑)。
5品目のポワソン。ぐるぐる巻きの線は皿のデザインではありません。
この時点で、私のお腹の中は一晩で1mの多量降雪。。
いよいよメインのビヤンド。
「左右手前の白いパウダーは・・・」
フィルムクラストの次は、パウダーもいただけるのか!!!!!!!
ちょっと気持ちを落ち着かせて、デセールといきたいところです。
でもでもでも!またフィルムクラストが形成されていました。全くどこまで私の心をわし掴みにしてくれるんだ。まるで私が1番好きなのがパウダーよりザラメ(フィルム)と知っているかのように。
そしてこれは完成品ではありません。
液体窒素マイナス196度が注がれる~。
確かにJUNRINAは、どちらかというとマイナス気温が好きですが。
最後のプチフールには、自然の中にモヤイ像のお姿。
この中で食べられるものは、モヤイ像とピンクのマカロンのみです。美味しそうに見えても、樹木や石は食べられません。
これで最後の品かと思っていたら、もう1回演出がありました。またまた得意の液体窒素料理。アマレッティを一瞬でガツンと冷やしたら、
「10秒後に召し上がってください。唇や舌に触れるとくっついてしまいます」
だから、口に入れたらすぐ噛み噛みすること。でもマイナス196度を口に入れると火傷をするので、10秒待て、と。
これって、難しいー。
かなり緊張する瞬間です。ツララを舐めたら口の粘膜にくっついてしまったのと同じ現象ですね。
友人からこんな話も聞いたことがあります。
{リフトに張り付いた氷が美味しそうだったので舐めたら、舌がくっついて取れなくなってしまって、リフトから下車するのに焦って舌の皮がめくれてしまった}
そんな昔話を思い出して、ドキドキしちゃいました(笑)。
意を決して口に入れたら、絶対に口を開けたり息を吐いてはいけません!なぜなら窒素が気体に変わって口や鼻の穴から白い湯気が勢いよく出るのですー!もう相手を見たら爆笑です。これは「初デート」にはお勧めしません。
めったに撮らない二人の写真ですが、ご厚意で撮っていただきました。私達が持っているのは、ホッケの開きではありませんから。
飴細工のプレートですが、食べると危険(口の中が切れそう、歯が折れそう、糖分過多)。過去に1組だけ完食したカップルがいたそうです。
そんなこんなで、とても楽しい時間でした!もちろん料理は大変美味しくいただきました。
いつもありがとう。
またこれからも仲良く、よろしくね。
RINA
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