中ノ岳

ショウジョウバカマ(融雪後に山に咲く花)を見るとバカボンを思い出すRINAです。


「バカ」しか共通点がない。

かといってバカボンのファンでもないのですが・・・。


---------------------------------------

今回は越後三山の1つである中ノ岳2085m(新潟県南魚沼市)に、避難小屋1泊でプライベートガイドのお仕事です。


登山経験は10年前の富士山、そして今日の為に3回登山トレーニングをされたという初心者の女性お二人に、水も寝具もない避難小屋泊での装備を持って急登8時間以上は辛いことでしょう。

それでも訳あって中ノ岳登頂を目指しているとのことで、私も全力でお手伝いします!


まずは私も下準備。

夕食・朝食の仕込みから水8Lや食事全般の装備品荷揚げまで、事前に日帰りで中ノ岳避難小屋へデポしに行ってきました。

久々に20Kgほどの荷物、そして標高450mから始まる登山道の暑い事💦

この暑い時期(新潟県はフェーンで40℃以上記録更新)に低山に行くことなんて、ほぼないですからね~。やっぱりアルプスって快適!と改めて思うのでした。

でも自分自身との戦いは、よいトレーニングでした!


ガイド当日は少し暑さも和らぎ、ホッと一安心。

ゲストお二人は歳の差はあれど、息がピッタリ!!仲良しでとても明るい性格。


ちなみに現在は売店は営業していなく、閑散としています。自動販売機も使えません。昔は賑わったのかなぁ。


予めデポはしていますが、それでも食材なども3人分ですのでそれなりの荷物の量になり、デナリへ行った時の懐かしい60Lのバックパックが活躍しました。


ゲストはレンタルサービスを上手に利用して、寝袋・マット・レインウェア・バックパック・グローブ(一部使えないものあり)などを用意されていました。


中ノ岳への登山道は0合目からいきなり急登が始まり、9合目で稜線、10合目が山頂となります。

4合目までまあまあ順調だったのですが、5合目からはお姉様は写真から離脱・・・もういいわ!死んだって。笑

でも頑張っていましたよ!

8合目はやたらと奥まって狭い。



写真に見えるダムは三国川(さぐりがわ)ダム。


7合目付近からは雨がポツポツしてきたので、雨対策しましょうと休憩していると、何やら真黒な物体が!

ゴミ袋?

ポンチョ!?

いや、カラス!!


それも束の間、雨が本降りになりレインウェアを着ることになりました。

我慢して(大着して)ポンチョを着ていましたが、汗が逃げず不快。やはりゴアテックスは素晴らしい、ということですね!


やっと9合目に届き頂上稜線に出ます。するとお姉様が元気を取り戻し、写真に写る気になってくれました!


ここまでくれば山頂まであともう少し。


登頂おめでとうございます!

神々しい場所では、お二人とも決めポーズは無しで真面目でびっくりました(笑)。


ここから避難小屋まで10分ほど。通常より重い荷物を持って、本当によく頑張っていただきました!

ここから先はおもてなしさせていただきますので、ごゆっくりおくつろぎください。


ちなみにこちらの避難小屋には天水の水タンクが夏季のみ設置してありますが、蓋を開けてみたら蛆(うじ)が湧いていました(~_~;)

お水荷揚げしておいて本当に良かった~!


【本日のディナーメニュー】

前菜:カナッペ2種 クリームチーズと甘い橙色のミニトマト・スモークサーモン

サラダ:大根とスモークサーモンのフレンチドレッシング キャラウェイの香り

スープ:たまごスープ 春雨とともに

メイン:5種類の豆と6種類の夏野菜 チリコンカン ライスを添えて

デザート:フルーチェ ストロベリー

コーヒー又は紅茶


というように書くと、とても高級ディナーなイメージになりますね(笑)。


元料理人のRINAとしては、本当は妥協したくない部分。本気と妥協と紙一重です。


ゲストが散歩から帰ってくる前に、ムード作り。



朝食は水分も摂れて体も温まる具沢山のうどん。帆立風味がいい味出していました~。


やっぱり料理は楽しい!そして食べてくれる人がいることが嬉しいし、美味しいと言ってくれれば尚嬉しい!!


ここは静かな場所で登山者も少ないし、ましてや中ノ岳避難小屋に泊まる人など滅多にいない模様。

平日の今日はもちろん貸切状態です。

だいたい、往復とも1人も登山者に会わない、駐車場も空っぽですから。


そんなわけで夜もぐっすり眠れるのですが、夜中から朝方にかけて強烈な風雨となり、下界には大雨警報が出ている。

今日はどうなっちゃうのだろう?と心配しながらも止むだろうという根拠のないポジティブさを持って、ゲストはとても協力的に入所した時よりもきれいな状態にトイレや室内を掃除してくれました。


出発予定の7時頃には風雨もだいぶ落ち着き、いざ出発。