Rina Nagai

2021年7月15日5 分

めちゃ楽しい谷川連峰馬蹄形

先月、車にカエルの卵を産み付けられていたRINAです。

何と間違えたのですか??

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いつもはJUNがガイドしているゲスト。

本日は淑女3人がお集まりになり、「女3人寄ればかしましい」のような良い意味でアップテンポな避難小屋2日間の山旅となりました。

かしましいって、姦しいと書くんですよね。

勝手に盛り上がってくれているので、とても楽(笑)。

私も少しばかり参加させていただきました⁉

土合橋登山口から白毛門・朝日岳を経て、清水峠の白崩避難小屋で1泊し、蓬峠経由谷川岳を越えて天神尾根から天神平スキー場内谷川岳ロープウェイで下山する行程です。

前回のJUNのブログにもあったように、予め食材と調理器具や食器などは避難小屋へデポしておいてくれていたので助かりました。

淑女たちはお花が大好き!そして詳しい!

今回は花の種類も多すぎて動画には収まり切れないので、このブログに載せることにします。

ほんの一部ですが、印象に残った物を。

最後に馬蹄形(馬のひづめに似たUの字のような縦走)の動画もありますので、ぜひご覧ください。

出発地、土合の名物看板と変形した橋。

駐車場では、猫が興奮する「マタタビ」を教えてもらいました。

こんな花が咲くんですね。

白毛門までは、ひたすらに急登。

朝一から荷物の多い今回の行程で1番シンドイところです。

歩き出して程なく雨が降ってくる始末。

それでもすぐに止みましたが、ずーっとガスの中。

展望はないけれど、お花が咲き乱れているから皆さんご満悦です♡

2~3年前よりだいぶ文字が剥げてきた印象。

山頂にクワガタ発見!

すごいなぁ。淑女は昆虫も触れるのです!

私はムリ。

巨木過ぎてカメラに収まり切れないけど、カッコイイ木(笑)。

では、清水峠までの花達を見てみましょう。

※あまりにもメジャーな花は、独断と偏見で載せていません。

オオコメツツジ・オノエラン・ハクサンオミナエシ

シモツケソウ・ホソバヒナウスユキソウ・ハクサンボウフウ

イワシモツケ・ムシトリスミレ・タカネバラ

ミヤマママコナ・クルマバナ・ネバリノギラン

ホソバノキソチドリ・タカネシュロソウ・トキソウ

サワラン・ミヤマダイモンジソウ・ホソバツメクサ

この辺りでは、ホソバヒナウスユキソウやジョウシュウオニアザミが特徴的なようです。

でも1番気になったのが、モウセンゴケ!

宇宙人がにょきにょきしてる感じがたまりません!

苔のくせに、白い花を咲かせます。

花も綺麗だけど、アナタも綺麗よ~という意味で「どっこいどっこい」と言う表現を使ったゲスト。

でもどっこいどっこいっていうと、大したことのないどんぐりの背比べ的な感じではないでしょうか?笑

あっ、どんぐりに失礼ですかね?

その後、下山するまでどっこいどっこいのネタで大盛り上がりでした!

さて、スキーツーリングでJUNと遊びに来た思い出の朝日岳。

展望がないのがとても残念。

それでもたまに一瞬見える清水峠に感動しながら、アルプスの少女ハイジ的イメージの三角屋根を見て、あれが今日のお宿??なんて期待しちゃうのですが、違うのです。

今日私達が泊まる避難小屋は、そのすぐ手前のちっちゃい建物です。

近くに見えていそうで、ここからが長かった。

JUNが予め水も汲んでくれていたので、1回だけ水場に汲みにいくだけですみました。

白崩避難小屋の室内は10人程度の広さ。

トイレも中にあります。

ただ不思議だったのが、2段目へ登る梯子が片方にしかなく、対面に寝ている人は飛び降りるのかな?

この避難小屋はJRが建ててくれたものです。

夕食は動画でそうぞ。

翌朝。

水分も多くあっさり食べれてエネルギーもとれる、スープパスタにしました。

みんな食欲もあって、良かった!

5:00AM出発。

ここからは全ての調理器具類を背負っていくので昨日より重いけれど、もう一度取りに来るのもアレなんで頑張ります!

やっぱりすごいわ~と、JRの監視所を見上げる。

ここからはほとんど草刈もされておらず、露でビショビショ。靴の中はぐちゅぐちゅ。

私の靴の中は、ぽちゃぽちゃ水の中を歩いているようでした(笑)。

またお花シリーズです。

今日は下山日で帰宅日なので、あまりゆっくりはしていられません。

代表して主に私がカメラ役です。

ミヤマシシウド・キヌガサソウ・イブキトラノオ

キオン・クルマユリ・エゾシオガマ

イブキジャコウソウ・ウサギギク・ミネウスユキソウ

ハクサンチドリ・エゾコザクラ(ハクサンコザクラ)

まだまだアップダウンがあります。

最低鞍部1450mからスタートなので、谷川岳周辺は2000m弱ありますからね。

それほどのんびり歩いているわけでもないのですが、なかなかコースタイムが縮まりません。

谷川岳のコースタイム、けっこう急ぎ足で設定されてる⁈

蓬ヒュッテには今日は管理人はいなく、内部を見学。

お手洗いは500円なので、使う人は元をとれるように頑張らないと‼

そうして大都会の谷川岳オキノ耳までくると、たくさんの登山者で賑わっていました。

天神尾根からはあまり花もなく、気を散らさずに下山に専念できます(笑)。

私は終始ここをスキーで滑ったら~、、、という妄想にかられながら歩いていました。

西黒尾根にザンゲ岩がありますが、天神尾根にも天神ザンゲ岩というのがあります。

もちろんみんなここでザンゲして帰るのです。

すれ違ったカップルは、遅くに登山を開始して、たぶんここでザンゲしたら即下山となるでしょう。

谷川岳ロープウェイに無事下山。

谷川岳周辺以外はほとんど人に会うこともなく、静かな山で大盛り上がりでした。

たっぷり歩ける馬蹄形。

アルプスもいいけどこちらもよろし!

ご用命はぜひJUNRINAまで!!

美味しいご飯作りますよ~。

RINA

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